シングルファザーになって最初に感じたこと

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徐々に増えてきていると言われているが、まだまだ父子家庭世帯は母子家庭世帯と比べて圧倒的に少ない。

シングルファザーが増えてきたとは言っても、まだまだ数は少ないのだ。

厚生労働省の国民生活基礎調査で平成24年のデータでは、母子のみの世帯が83.2万世帯に対し、父子のみの世帯は 9.1万世帯。
※祖父母や親族との同居は含まない
 私は娘との2人暮らしだから、前述のデータより増えているとして約10万世帯の中に入っているということになる。
何故実家に戻って子育てをしないかという理由は、子育てにおける実家との距離感を考えるという記事に書いているので、そちらを見ていただきたい。

離婚後、個人的にシングルファザーにとって最初に感じたこと。

目次

再婚という言葉に対する違和感

やはりシングルファザーの絶対数が少ないためか、職場で報告した時に「早く次の奥さんをみつけないとね」とか「再婚」という言葉を複数の方からかけられた。

私は再婚という言葉に対して、すごく違和感を感じたのを覚えている。

あたかも離婚してシングルファザーになったら、次のパートナーを探すのが当たり前だというような反応だったからだ。

離婚してシングルファザーになったら、すぐ再婚ってのは通常の感覚なんだろうか?

再婚することが、子どものためになるのだろうか?

離婚によって会社の業務に支障をきたしてほしくないというポジショントークかもしれないが、おそらく励ましの意味でかけてくださった言葉なのだろう。

再婚も環境や人によっては、一つの選択肢ではあると私は思う。

だが私はこの言葉を最初から素直に受け入れることができなかった。

シングルファザーになった時点で、私の中には「再婚」という選択肢は全くなかったから。

元妻との話し合いの中で、両親がそろっているということだけが、必ずしも子どもの幸せにとって一番ではないという思いは強くなっていたのだ。

シングルファザーの再婚は結果であり目的ではない。

離婚という事実が娘に対する愛情を深めたということもまた、再婚を選択肢に入れなかった理由のひとつである。

夫婦間に修復不可能な溝ができ、袂を分かつこととなった時、その間にいる娘を差し置いて再婚に走ることは私にはできなかった。

職場でかけられた言葉通りに私が早く次の奥さんを見つけることを目的としてしまった場合、娘はどう思うか。

確かに当時娘は1歳6か月であり、パートナーをすぐに見つけることができればまだ状況を把握できる知識や経験はないから、形式上家族の形にはなったかもしれない。

だが、それが娘にとって最善の道なのか?

いや違う。

とにかく優先すべきは、自分は娘の親であり娘を無事育て上げるということである。

シングルファザーの再婚は結果としてそうなったとしても、それを目的とすべきではない、と。

最後に

まだ娘は自分の意思を私に伝えられない。

離婚は大人の事情。

再婚もまた大人の事情だと思う。

今は娘を大人の事情で振り回す時ではない。

将来的に再婚をすることはあるかもしれないが、それは早くても娘がもっともっと成長して大人の事情とやらに首を突っ込めるようになってからだろう。

もしくは娘が自立し、私から離れていったときだ。

そうやって私はシングルファザーとしてやっていく覚悟を深めたのだった。

両親がそろっているということだけが、必ずしも子どもの幸せにとって一番ではない。

そして、再婚は結果としてそうなったとしても、それを目的とすべきではないということ。

これがシングルファザーになって最初に考えたことである。

今回はここまで。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。