父子家庭ライフも3年目に突入した。
娘は今年4歳になる。
そろそろ考えないとな。
娘に離婚のことをどう伝えるか。
すなわち家にママがいないことを説明することについて。
目次
子どもは親の言ったことを良く分かっている。
現在3歳6か月(2018年3月現在)の娘は、私の言ったことをかなり覚えているし、また理解もしている。
例えば、現在私は毎週日曜日に私の母(ばぁば)に娘を見てもらっている2~3時間の間、ネカフェでブログの更新活動をしている。
これについて娘は、なぜパパがこの時間に家にいないのかを疑問に思ったようでこう聞いてきた。
「ばぁばと〇〇(娘の名前)が遊んでいる間、パパなんでいなかったのー?」
当たり前の疑問と言えば当たり前である。
この質問に関しては正直に答えた。
「パパはお仕事してたんだよ」
娘はその回答を聞いて特に反応を示さなかったので、その会話はそこで終わった。
だが何日か過ぎた日曜日、いつものように2in1タブレットパソコンをキャリングケースに入れている私を見ながら娘が言った。
大満足!2in1タブレットを購入してみた。「パパ、お仕事いってらっしゃい!」
思わず娘を見た。
数日前の会話の一言で、娘はこれから私が何をしようとしているのかを理解していたのだ。
娘は私が思っているよりも多くのことを理解し考えられるようになっている。
先日、保育園の先生と話した時の先生の言葉を思い出す。
「3歳半くらいの年齢になると、良い事や悪い事も言えばかなり理解するようになってきています。だから1歳や2歳の時とは違って、厳しく対応することもあります。その代わりフォローが大切なのでできたときはいっぱい褒めてあげています」
3歳半というのは、そういう年頃になったということだ。
離婚のことをどう説明するか
とは言っても、離婚などという大人の事情について娘が理解できるとは言い難い。
何故なら、離婚は大人にとっても正確に理解できるとは言えない問題だからである。
だがいくら私から言わなくても、娘から投げかけられる言葉「なぜ家にはママがいないのか」「なぜパパはママと別れたのか」ということについて、改めて考えを整理しておく必要がある。
私が元妻と離婚を決めた最終的な結論は以下のとおりである。
このまま夫婦として継続することは、娘、元妻、私の誰も幸せにならない。
元妻と私の確執は離婚当時、すでに修復は不可能なところまで進行しており、無理に夫婦を継続しても破綻は目に見えていた。
関係修復は問題の先延ばしにしかならないと判断したのだ。
元妻は娘の親権については興味がなかったようで、娘については「娘には私(元妻)は死んだこととして欲しい」と「リンがもし娘を育てる気がなければ施設に預ければいい」と言っただけだった。
それを証拠づけるように元妻から離婚後2年間で連絡が来たことは1回だけだ。
その1回の要件も年金分割のために戸籍謄本の写しが必要で云々という、娘とは全く関係のないものだった。
娘が2歳になった時メールで写真を送ってみたが、その後元妻の名字が変わっていることからこちらからアクションをとることはやめにしている。
メールも今現在つながるかどうかもわからない。
年金分割と「さようなら」元妻は娘や私に関わる気はもうないだろう。
私も元妻には関わる気はない。
だが娘は分からない。
だから娘がママに会いたいと言っても、会わせてあげられる見込みはほとんどないが、連絡はどうにかとる心づもりはある。
「ママは亡くなった」とかという理由は言いたくないし。
そもそもこのブログを将来娘に見せる前提で書いている以上、そういう嘘はつけない。
最後に
娘に離婚についてどう伝えるか。
娘は既に3歳を過ぎて、会話の中でも「△△ちゃんのママ」といったようにママという単語は自然と出てくる。
ママという言葉に対する理解は完了している。
この記事を書きながら改めて頭を整理した結果、ママがパパを嫌になり、またパパもママを嫌になったということをまずストレートに伝えることにする。
そして離婚の原因は娘のせいではないということも忘れずに伝えなければならないだろう。
むしろ娘は私の恩人である。
娘が凍りついていた私の心を溶かしてくれた。この答えの後に想定される「なぜ嫌いになったのか」という問いに関しては、また考えることにしよう。
まだまだ娘には分かりづらい事情だからな。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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