今回はごみの分別の話。
家の中にモノが多いのでいろいろ捨てはじめたのだが、ゴミの分別って難しい。
我が家では以前、ジョイントマット(プレイマット)を知り合いから貰ったのだが、大きさやジョイント部分の形状がまちまち。
数が多いものを使用し、使いづらいマットは押し入れにしまい込んでいた。
このしまい込んでいるジョイントマット、考えてみれば使い道がない。
しかも貰いものなので、それほど状態も良くない。
売ったところで二束三文だろうし、ここは捨ててしまおうと決意。
結論から言ってしまえば、私が住んでいる自治体では「ジョイントマットは燃えないゴミ」だった。
目次
ジョイントマットって何ゴミ?
ジョイントマットを捨てると決めたはいいが、困った事態が発生。
ジョイントマットって何ゴミなんだろうか?
自治体のごみ分別マニュアルなるものを見てみたが、ジョイントマットは載っていない。
では材質を調べてみる。
材質が分かれば、同じもので作られているものがマニュアルにあればそれが正解だ。
調べてみると、ジョイントマットはEVA樹脂で作られているという情報を見つけた。
このEVA樹脂という材質は、ジョイントマットの他はビーチサンダルの底やチューインガムのベースなどに使われている。
じゃあ、ゴミ分別マニュアルでビーチサンダルを調べてみよう。
……ない!
じゃあサンダルで調べてみるか。
……ない!とおもったら靴類のところにあった。
私の住んでいるところでは、靴類(スリッパ、サンダル、ハイヒールなど)は燃えないゴミだ。
じゃあジョイントマットは燃えないゴミということでいいんだろうか?
EVA樹脂はエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂である。
は?よくわからん。
さらに調べてみると、EVA樹脂はポリエチレンに分類されるとのこと。
ということはプラスティック・・・・・・なのか?
でもスポンジに例えているサイトもある。
スポンジはポリウレタン。
ウレタンはウレタン樹脂、ウレタンゴムと言う。
ゴム?
でも酢酸ビニルってことはビニール?
考えてもわからないので、住んでいる自治体に問い合わせてみることにした。
結果、ジョイントマットは燃えないゴミだった。
調べた感じだと、ジョイントマットは燃えるゴミの自治体が多かったんだけどな。
分かったのは、結局EVA樹脂はポリエチレンだから、プラスティックゴミが燃えるゴミか燃えないゴミかがきまるってこと。
ということは、ジョイントマットは何ゴミかという答え次のようになる。
ジョイントマットは自治体によって捨て方が異なる。
ゴミの分別が細かいのは、かえって分かりづらい
ジョイントマットが何ゴミか迷ったのは、分かりにくいプラスティック製品の分別の存在があった。
・リンスやシャンプーの容器=資源ゴミ
・バケツはジョイントマット=燃えないゴミ。
・スーパーの食品トレーを覆うラップ=資源ゴミ
・家庭用ラップ=燃えないゴミ
こういうのって市区町村で違うから、ゴミの分別って難しい。
ジョイントマットが分別マニュアルに追加された!
ジョイントマットは何ゴミかを自治体の担当部署へ問い合わせてから約1年後。
最新版の自治体のごみ分別マニュアルが広報誌と一緒にポストに入っていた。
パラパラとめくっていたら、前のバージョンにはなかった「ジョイントマット」の文字が!
ジョイントマットは当然、燃えないゴミのところに〇がついている。
問い合わせがある程度たまったら見直しているのだろう。
判断に迷うようなものは、積極的に問い合わせて分別マニュアルに載せるように仕向ける方が良いのかもしれない。
まとめ
- EVA樹脂はポリエチレン
- ポリエチレンはプラスティックなので、プラスティックが燃えるゴミの自治体か燃えないゴミの自治体かでまずは判断しよう。
- 分かりにくいものは、市区町村の担当部署へ聞いてみよう。