超音波式とスチーム式加湿器を2年越しで使ってみてわかったこと

冬の乾燥、そしてインフルエンザ。

低温・乾燥はウイルスが好む環境なので、どの家庭でも加湿器が1台はあるのではないだろうか。

小さな子どもさんのいる家庭は特に気を使うもの。

リンは以前、価格の安さとデザインに惹かれ、超音波式の加湿器を購入した。

しかし、結果は失敗。

1シーズンで壊れてしまい、電源を入れてもうんともすんとも言わない。

調べてみると、超音波の振動部分が壊れやすいということがわかりました。

量販店の店員さんにも症状を話したところ、やはり振動部分の故障ではないかということであった。

そんなわけで次に購入したのがスチーム式の加湿器。

価格は超音波式の加湿器に比べ高いが、使ってみるとなかなかに良い。

目次

超音波式加湿器

水を超音波振動によって細かくして、それをファンで噴出させる方式。

デメリット

メンテナンス性が悪く、機構上掃除をしっかりとしないと古くなった水や雑菌ごと噴出してしまう。

大人ならともかく、子どもに対しては衛生的によくない。

冬場は水が5日で腐りはじめるので、こまめに掃除できる方以外はお勧めできない。

それから、タンクの下部から本体に水を供給するので、タンクをセットするときに水が床にこぼれる。

また加湿する時に水道水に含まれるミネラルをまき散らすため、黒っぽい家具は白くなってしまうという欠点がある。

  • メンテナンス性が悪い=衛生面で不安。
  • 超音波の振動部分が壊れやすい。
  • 床がびちゃびちゃになる。直置きすると畳は特にひどいことになる。
  • 本体の周りがひんやりして寒い。

メリット

ランニングコストは申し分ないだが、面倒くさがりなリンにはあわない。

なにより、雑菌ごとまき散らすのを知ったときに、娘に対してすごく申し訳ない気持ちになった。

  • 本体価格が安い
  • 電気代が安い
  • 音が静か

スチーム式加湿器

水を沸騰させて、蒸気を噴出させる方式。

言わば、電気ポット。

デメリット

スチーム式は稼動音がうるさいという前情報だったが、リビング(14畳)ではさほど気にならないレベル。

確かに寝室(6畳)では、目をつむると雨が降っているような音がするが、つけたまま寝られないほどではない。娘もこの音で起きてしまうことはなかった(当時2歳4ヶ月)。

蒸気が高温になるのが危険という情報もあったが、高温にならない超音波式にしても電源コードがあるので危険には変わりはない。

結局加湿器は何であれ子どもの手の届かない場所に置くので、問題ないかと。

  • 本体価格が高め
  • 電気代が高い
  • 音がうるさい
  • 蒸気が高温なので危険

メリット

メンテナンスが楽
内部は1か月~2か月に1回クエン酸で洗浄すれば良い。

水滴を拭くのも、中は凹凸が少ないのですごい楽である。

蒸気が衛生的
水だけが蒸気になる(65℃)。

ミネラルはポット内部に付着。

一度沸騰するので、雑菌も死滅する。これだけで、娘に優しいのでリンは満足。

・室温が上がる
沸騰させて噴出させるので、室温が少し上がる。加湿器を使うのは主に冬なのでこれはメリットと言えるだろう。

まとめ

加湿能力は超音波式とスチーム式のどちらもも申し分ないし、操作性もどのタイプを選んでも、難しくて使えないということはない

電子レンジや炊飯器のほうがよっぽど操作が複雑だ。

操作パネルの写真。

ボタンは5つのみ。簡単。

扇風機が操作できれば、使用法に困ることはないだろう。

加湿器は他にも気化式やハイブリッド式があるが、使用したことがないし家電量販店の売場でも今回の超音波式とスチーム式ばかりなので割愛させていただく。

超音波式とスチーム式の両方を使ってみてわかったのは、メンテナンス性・衛生面を考えると断然スチーム式だということ。

最初からこちらを買えば良かったと思うレベルである。

確かに電気代はかかるが、衛生面を考えれば許容範囲

近年リンが買ったものの中で、スチーム式加湿器はトップレベルの満足度である。

これから加湿器を買うのを検討している方、またスチーム式を使ったことがない方は、是非スチーム式を選択肢に入れていただきたいと思う。

目安:木造6畳、集合住宅8畳

目安:木造10畳、集合住宅13畳

今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。