子どもが風邪をひいたときの対処法と必携アイテム

幼い子どもはことさら風邪をひく。

リンの娘も例に漏れず、治ったと思ったら保育園でもらってきたり、外出先でいろんなところをべたべた触った手を指しゃぶりしてしまったりしてぶり返したり……

まずはかかりつけ医に見てもらうのが最優先だが、病院から帰ってきていざ看病するという場面で、少しでも子どもの快復を手助けしたい!

今回はそんな子どもが風邪を引いたときの時の対処法と必携アイテム3つを紹介していく。

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鼻水への対処とアイテム

子どもが鼻を自分でかめるようになるのは早くても3歳過ぎくらいなので、小さいうちは鼻水への対処をこまめにしたほうが良い。

なぜならウイルスの死骸をなるべく体内に戻さないようにしてあげることで、子どもの負担を軽くできるから。

鼻と喉はつながっているので、鼻水を排出させることにより、鼻水が原因の咳を鎮める効果がある

3歳となった娘は、いつの間にか鼻水をすすってしまうことを覚え、鼻の下でバイオリンを弾くかのごとく人差し指を往復させている。

わたしゃ音楽家リンの娘~♪ってな具合。

ついついティッシュで対処しがちだが、何度も鼻の下を拭いていると、ローションティッシュでも鼻の下が擦れて赤くなってしまう。

ほっぺもかっぴかぴだし。

そんな時にあると便利なのが、鼻水吸引器。

鼻水吸引器

機械式と口で吸う手動式がある。

機械式は使用したことはなく、リンが使用しているものは丹平製薬のママ鼻水トッテ。

この商品は吸った鼻水が途中の容器に入るので吸い込んでしまうこともないし、子どもの鼻に当たるところが丸くなっており、デリケートな子どもの鼻を傷つけてしまうリスクも低いので安心だ。

抱っこしながらでも、子どもが寝ている状態でも使用できる。

こまめに洗えるので非常に重宝している。

強いてデメリットをあげるならば、もろに鼻水が見えるのでそういうのが苦手な方は注意が必要なところか。

熱があるときの対処とアイテム

基本的に熱が上がり続けているときには、冷やす必要はない

なぜなら、熱が出ているということは体が細菌やウイルスと戦っている状態であるからだ。

この防御状態のときに無理に熱を下げようとすると、かえって病気が長引いたりするおそれがある。

リンは最初、これを知らなかった。

すごく辛そうにしている場合のみ38.5℃を目安にかかりつけ医から処方された座薬を投入する。

ただし、座薬などの解熱剤は一時的に熱を下げる効果があるだけで、病気を治す効果はない。

かかりつけ医から処方された座薬は、解熱効果は6時間程度。

寝苦しそうにしているときで、熱が38.5℃以上あるときに使用してくださいと医者から言われている。

では、いつ冷やしてあげるのが良いか。

それは悪寒が治まってからとなる。

悪寒が治まるまでは、なるべく体を温めてあげるような方策をとる。

でも、子どもが小さかったりすると自分で今寒いのかどうかの意思表示ができないからタイミングがわからないよ!と思われるかもしれない。

その場合は次の状態を目安にすると良いだろう。

見て触って判断する体の状態とその後の対処

熱が上がりきったサインは、手足が温かくなって、汗をかき始めた状態。

その後は次のように対処をおこなう。

  • 薄着にする
  • (夏の場合)クーラーなどで部屋を涼しくする。
  • 水枕・冷却シートなどで頭やおでこをひやしてあげる。
  • 汗をかいたら、こまめに着替えさせる
  • ぬるま湯で絞ったタオルで身体を拭く

熱を下げるには、おでこではなく首の後ろかわきの下もしくは両方を冷やすのが効果的

おでこを冷やすのは気持ちよいが、解熱させるという効果はない。

アイスノンなどの冷却パッドをタオルで包み、脇にセットしてあげても充分効果があるが、子どもはいかんせん寝相が悪い。

せっかくセットしても脇から外れてしまうことも多い。

そこでリンが使用しているのが、これ。

脇用冷却パッド

スペアがついているので2つ買わなくて良いし、冷却ジェルが脇から外れにくいので少しくらい動いてもずれない。

ゴムの長さは調節できるので、子どもが成長しても買い替えがいらないのも利点。

病気のときにも重宝するこのアイテムだが、他にもオススメの使い方がある。

それは夏場の車内。

チャイルドシートはただでさえ暑い。

そんな時、わきの下に冷却パッドをつけてあげることで、子どもが汗だくにならず快適に移動できる。

嘔吐や下痢への対処とアイテム

子どもは咳をした拍子に吐いてしまうこともあるが、胃腸風邪やウイルスによるものも考えられる。

吐瀉物の処理は、素手でおこなわずマスクと手袋着用。

吐瀉物からウイルスが舞い上がらないようにウエスや新聞紙などでカバーすることが重要。

インフルエンザウイルスはアルコール消毒が効くが、効かないウイルスも多数あるので下に挙げておく。

アルコール消毒が効かないウイルス

  • ノロウイルス
  • ロタウイルス
  • ヘルパンギーナ
  • アデノウイルス

嘔吐や下痢による脱水症状の対処について、先日、娘のかかりつけ医で見つけた無料冊子(お子さまが吐いたら・下痢をしたら~小児急性胃腸炎診療ガイドライン2017年版より~)の情報が分かりやすかったので、下にまとめてみる。

次のような症状があるもしくは該当する場合は、小児科医へ見てもらうようにしよう。

重篤な脱水症状のサイン

  • 時間とともに顔色が悪くなる
  • 徐々に目が落ちてくぼんでくる
  • 過敏(不機嫌、そわそわ、泣きっぱなし)もしくは反応に乏しい
  • 呼吸が速い、荒い
  • 手足が冷たい
  • 24時間後も嘔吐が止まらない
  • オムツからあふれるくらいの下痢が1日5回以上ある

出典:お子さまが吐いたら・下痢をしたら~小児急性胃腸炎診療ガイドライン2017年版より~

特別な対応が必要な子ども

  • 糖尿病、腎不全、代謝性疾患などの持病がある
  • 生後2か月を経過していない子ども

出典:お子さまが吐いたら・下痢をしたら~小児急性胃腸炎診療ガイドライン2017年版より~

胃腸炎以外や重症の病気を疑うサイン

これらの症状は緊急状態ということなので、大至急小児科を受診しよう。

  • 生後3か月未満の乳児の38℃以上の発熱
  • 黄色や緑色の嘔吐、もしくは血液性(赤色)の嘔吐
  • 腹痛があるときとないときが周期的に訪れる
  • くの時に体を折り曲げる、痛みで泣き叫ぶ、歩くと響くなどの強い腹痛
  • 右下腹部(特にみぞおち・上腹部から右下腹部に移動する)の痛み
  • 血便(いちごジャムのようなドロドロした便)もしくは黒色便(タール状の便)

出典:お子さまが吐いたら・下痢をしたら~小児急性胃腸炎診療ガイドライン2017年版より~


脱水症状が起こらないように飲ませるのが、飲む点滴とも言われている経口補水液だ。

経口補水液の注意点

がぶがぶ飲むタイプのものではなく、少量ずつ嘔吐や下痢で失われた水分と同じ量を4時間以内に摂取する。

その後、嘔吐や下痢のたびに経口補水液を追加して飲ませて水分を維持する。

がぶがぶ飲んでしまうと、どうなるか。

電解質の多い経口補水液をがぶがぶ飲むと、カリウムやナトリウム過多を是正しようとして頻尿や下痢を引き起こしたりして、かえって脱水症状を悪化させることになってしまう。

脱水症状や熱中症予防に飲むものではなく、脱水症状や熱中症の症状が出たら飲むものだという認識で良いだろう。

それらの症状がなければ、通常の風邪の看病ではポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲ませる方が良い。子ども用のスポーツドリンクも売っているが、通常のスポーツドリンクを2倍から3倍に薄めたもので充分だ。

軽症から中等症の脱水がある場合、飲ませる経口補水液の分量

体重5分ごとの量(ml)1時間の量(ml)4時間の量(ml)
10kgまで10~20120~240480~960
15kgまで15~30180~360720~1,440
20kgまで20~40240~480960~1,920

出典:お子さまが吐いたら・下痢をしたら~小児急性胃腸炎診療ガイドライン2017年版より~

上記の表を見ても、経口補水液はちびちびと飲ませるものであることが分かる。

体重の目安(リンの娘・3歳):12~13kg

おわりに

風邪の諸症状についてのまとめ。

鼻水:こまめに処理

発熱:上がりきるまでは体を温める。上がりきったら冷やす。

嘔吐・下痢:顔色や様子を観察し、経口補水液などで脱水症状にならない様に注意する

いずれの場合でも、かかりつけの小児科医の診察をまず受けるのは当然だが、その後の経過次第で再受診するなどしよう。

一番様子が分かるのはなんといっても顔色。同じ体温でも、頬に赤みが差しているときと、青白くなっているときではまったく状況が異なる。

後者の場合だと、迷わず病院へGOだ。

子どもが病気になるといろいろと考えてしまったり、焦ったりするが先ずはパパママが落ち着いて子どもが今どういう状況なのかを見極めよう。

今回はここまで。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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