見えない最安値が買い物を楽しくする。


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セール品の文字につられて、ついつい買ってしまうことはないだろうか?

思わぬ掘り出し物があったりするが、大抵半額になってしまった理由があるものだ。

買い物は目に見える情報だけにとらわれない方が楽しいし、それが結果節約につながっていくこともある。

今回はそんな例を紹介していきたいと思う。

目次

最安値の商品の単価が最安値でない場合。

ティッシュの箱には組数(枚数)が記載されている。

ティッシュは2枚で1組になっているので、組数×2が枚数だ。

売っているティッシュの側面を見ると、150組(300枚)、160組(320枚)、180組(360枚)、200組(400枚)と色々異なっているのがわかる。

リンが学生の頃1人暮らしをしていた頃は200組(400枚)以外はあまり見かけなかった。

しかしここ5、6年で150組や160組のボックスティッシュをよく見かけるようになった。

同じ5箱パックでも150組の5箱(750組)と200組の5箱(100組)では1箱分以上の差がある(250組の差)

1組当たり単価の比較

リンの近所のドラッグストアでのそれぞれの最低価格どうし(2017年6月現在)で比較してみよう。

ティッシュA150組(300枚)×5箱=750組(1,500枚)

価格(1組当たり単価):178円+税(0.237円/組

ティッシュB:200組(400枚)×5箱=1,000組(2,000枚)

価格(1組当たり単価):228円+税(0.228円/組

いかがだろうか。200組の方が組数も多いので、結果的に買うサイクルも200組のティッシュの方がお得感があるのがわかるだろう。

近所のホームセンターやスーパーでも計算してみたが、いずれも200組のティッシュのほうが1組あたりの単価は安かった。

1番安いボックスティッシュの単価は1番安くない。

見える情報だけに惑わされない

1人暮らしをしている会社の後輩が、ティッシュは節約のため一番安いものを選んでいるという話をしていた。

ティッシュの組数の話をしたところ、後輩は組数が違うものがあるのを知らなかった

節約しているつもりが、単価が高く、買う回数も多いものを選んでいた可能性があることに驚いていた。

ドラッグストアやスーパーへ行くと、150組のティッシュが売られている場所は大体入り口の一番目立つ場所だ。値札表示も大きく黄色い紙など目立つもので作られている。

かたや、200組のティッシュは売場もちょっと脇に陳列され、値札も他の商品と同じものが多い。

単価は安いが、150組と200組のティッシュの質に違いはなかった。

でも、1組当たり約0.01円の差でしょ?と思ったそこのあなた。

確かに今回のケースだと年間の差はせいぜい100円くらいのものだ。これを節約というには無理がある。

だがこの考え方は他に活用可能だ。

本当の節約は値段の絶対額だけではない。

下の写真を見てほしい。

左は100円ショップの170枚入りキッチンパック(100円+税)。

右はドラッグストアで売っていた200枚入り保存用ポリ袋(189円+税)

1枚当たりの単価は、100円ショップのポリ袋が1.7円。

ドラッグストアのポリ袋が0.94円だ。

リンは以前は100円ショップのポリ袋をオムツ処理に使用していた。

しかし、小の処理で2枚、大の処理で3枚重ねないとゴミ箱に入れた翌日以降の臭いが凄いのだ。

それが、ドラッグストアで売っていたポリ袋を使ってみたところ、大量のうんち処理でない限り1枚でもそれほど臭いが漏れないのである

単価が安い上に高品質なのだ。

また、近所のドラッグストアで言えば、一番安くて使いにくい(紐のゴムが緩めで顔とマスクの間に隙間がめちゃくちゃ開く)マスクと高級なマスクは本来の陳列棚以外の入り口付近にもおいてある。

ほぼ同価格で使いやすいマスクは、マスクの陳列棚までいかないと置いていない

これはわざわざ目立たなくしたり、安売りしなくても売れるからではないだろうか。

安物買いの銭失いと言うが

安物買いの銭失いという言葉は、言い得て妙だと思う。

いつも靴を買いに行くお店では、980円の靴は底が薄い上に材質がショボくて半年しか持たないが、1,900円だせば同じ履き方でも2年は持つ。

両方買って、会社で試した結果である。

もっと高級な靴の中には、きちんとメンテナンスをすればさらに何年も持つものもあるだろう。

どこからが安物でどこからが高級品かという感覚は人それぞれだが、靴の例のような最安値のモノを買うと損をする商品は確実に存在する

その商品こそ、どの人から見ても銭失いの絶対的銭失い品である(勝手に命名)。

まとめ

先ず、前項までの内容をまとめておく。

・ボックスティッシュ5箱の最安値の商品は1番安くない。

・ポリ袋のように100円ショップのものより1枚当たりの単価が安い上に高品質のものがある。

・使いやすい手ごろな価格のマスクは、専用の陳列棚まで行かないと置いていない。

・980円の靴は、1900円の靴に比べて靴底の消耗が激しすぎるため損をする。

なんとなく目立つ値札や情報だけを見て、安いと思い込んでいないだろうか。

目立つのは店が何らかの理由で売りたい商品であって、安い商品だからという理由ではない。

リンは洋服について全然詳しくないので、上記の豆知識みたいなものが少ないのだが、おすすめが1つある。

5足セットの靴下を買うなら、断然丈夫なのは「しまむら」の靴下(特につま先部分)。

このように単純な安さだけじゃなくて、いろんな側面から見て購入してみると、思わぬ良コストパフォーマンス品に出会ったりして嬉しくなる。

やっぱり買い物だって楽しい方が良いでしょ?

見えない最安値が買い物を楽しくする。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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