ひとり親の保育所さがし

ひとり親の保育所探し

今回はひとり親の保育所さがしというお話。

離婚するとお金の話が絡んできたりするので、なるべく費用は抑えたい。

だが費用が安いからという理由だけで保育所をさがすのは、おすすめしない。

費用も大事なのは認めるが、一番大切なのは、子どもにとってより良い保育所へ入れてあげること。

まずは子どもありき。

その上で自分の労働条件などに合わせて保育所を選びたい。

私の場合も離婚成立後、まずやるべきことは、娘がお世話になる保育所をさがすことであった。

娘をあずける保育所が決まるまでは、元妻が昼間娘の世話をするとのことだったので、土日を使ってさがすことに。

それでも元妻の引っ越し先が決まるまでだったからそれほど時間的に余裕があったわけではない。

かといって、焦って適当に保育所を決めるわけにもいかない。

近隣の保育所を調べ、見学したりして、どうにかこうにか元妻が引っ越していく前に保育園を決めることができた。

目次

近隣の保育所を調べてみる

保育園には認可保育所と認可外保育所とあるが、この時点で認可と認可外の保育園の差を知っているわけではなかった。

全ての認可保育所が公立で、認可外保育所が私立というわけではない。

各都道府県、各市町村の基準を満たし、かつ認められている保育園が認可保育所だということをこの時初めて知った。

基準には広さや設備の要件もある。

特に認可保育所には基本的に園庭や調理室が必須。

これを読んで後から気づいたのだが、娘が通っている保育所のように調理室がないために認可外になっている保育所も多いのではないだろうか。

認可保育所への申請前に問題発生

市役所へ行って話を聞いたり、ネットで検索してみた結果、まずは認可保育所へ申請しようと考えた。

ひとり親で祖父母の同居していないので、年度途中からでも認可保育所へ入園できる可能性が高かったのと、認可外保育所に比べて費用面でメリットがあったからである。

だが市役所からもらってきた書類を見て問題が2つ発生した。

1つ目の問題が通常預かり時間が18:00までとなっていたこと。

2つ目が祝祭日に保育所が空いていないということだった。

仕事の都合上、祝祭日は仕事なので、実家に預けるか他の施設や保育所へ預けなくてはならない。

迎えの時間も希望する保育所は18:00だと職場を定時で退社しても間に合わない。

職場からも離れているので、緊急連絡があった時もすぐに駆けつけることができなそうだ。

当時の労働条件だと、認可保育所へ娘を預けるのは不可能という状況だった。

なので費用は掛かるが、フレキシブルな預かり時間が設定されている認可外保育所からあたってみることにした。

保育所へあずける条件の整理・土曜日の出勤日全てに有給を申請するため、祝祭日にまわす有給休暇が足りない。

祝日もある程度預かってくれる保育所が良い。

・毎日約1時間の時間外が発生している。

基本9:00~19:00で預かってくれる保育所が良い。

近隣の認可外保育所の中からさがす

近隣の認可外保育所の中で候補に挙がったのは3つ。

候補の認可外保育所1.自宅に近く、24時間運営の保育所
2.職場から車で10分以内の保育所
3.自宅と職場の中間にある保育所

まずは1軒1軒電話を掛け、定員の空き状況を確認していく。

すると、2の保育所が対応がよく、すぐに説明を聞きに行くことになった。

受付対応がいいところは、子どもを預けても丁寧に対応してくれそう。

話を聞いてみると、その保育所は年中行事もしっかりおこなっており、園児クラス以上は1か月に1回英語教育もあるとのこと。

保育所の代表の方の説明も丁寧だった。

土曜日に説明を聞きに行ったのだが、園児たちの活気もあり、なかなか好印象。

祝日も全部ではなかったが、一時預かりで対応できる日もあるという。

また、保育所同士で横のネットワークがあるらしく、他のおすすめの所も教えていただいた。

ちなみに教えていただいた保育所は家に帰ってから住所で検索してみると、自宅を出て職場を通過した後、職場に戻らなければならない。

当然、帰りも自宅とは逆方向に出て、職場を通過して帰宅ということで地理的に厳しく、説明は聞きに行かなかった。

娘をあずける保育所が決定

その後も見学をおこなって娘をあずける保育所は最初に説明を聞きに行ったところに決定した。

理由は対応から判断すると、娘をあずけて安心できそうで、送迎も私の仕事に影響がないというほぼパーフェクトな条件だったから。

オムツも保育所で処分してくれるし、給食も毎日頼めるので昼食をベースにして栄養バランスを考えることができる。

2以外の保育所について簡単にまとめておく。

1.自宅に近く、24時間運営の保育所

時間的な制約はなかったが、24時間運営と言うことで他の保育所に比べて料金が高かった。

一番気にかかったことは、保育所というより託児所に近かったこと。

3.自宅と職場の中間の位置にある保育所

対応もよく、好印象だった。

夜の延長も対応してくれるとのことだったが、しかし預かり開始時間が9:00からとなっていてこれだと会社に毎日遅刻確定になってしまうので断念した。

最後に

保育所を決め、1週間後に保育所に入園申込と、保育料(前払)を支払い、娘は今もその保育所に通っている。

最初の何か月間は自治体の家庭保育室認定を受けていたので、補助がおりていて認可保育所並みの金額であずけることができた。

だがその後、保育所のあずかり人数が増えてしまい、家庭保育室認定は取り消されてしまった。

補助がなくなった後の保育料は月7万円以上。

当時の給与手取りは22万円だったので、給与の3分の1が保育料という状況だった。

だが、娘は保育所に行くのを愚図ったことはなかったし、保育所の環境も良いので良い保育所をさがすことができたのだと感じている。

支払額は決して安くはなかったが、娘が保育所で楽しんでいる報告を受けていたので精神的にはさほど堪えなかったように思う。

保育所さがしで重要なのは、一番は子どもにとってよい保育所か。

その観点で保育所をさがしたことは正解だと思っている。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。