前回の記事は、家計簿についてお話。
https://singlepapaling.com/singlefather-kakeikanri1/
今回は、家計管理でも銀行口座の管理方法について。
目次
銀行口座の管理
用途別に口座を分ける
リンはもともと5つの銀行口座を持っていた。
給与振込のためにつくったものや、親が昔リン名義でつくったものなど。
現在は3つに減らして管理している。
理由は、たくさんあると残高の管理が大変だし、暗証番号の管理も結構面倒。
そして3つの口座はそれぞれ以下のように使い分けている。
①メインバンク
メインで使用するのは、給与の振込がされる銀行口座。
日常使用するお金のほとんどがこの口座からの支出になる。
例えば、次の項目。
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 保育園の月謝
- ガソリン代
- クレジットカードの支払
②住宅、保険関連費用口座
2つめは、住宅や保険の支払に関する銀行口座。
以下の費用をこの口座で支払う。
- 住宅ローン
- 各種保険(住宅、生命保険など)
- 固定資産税
- 植栽の刈り込み費用
それから、賞与の全額はこの住宅用口座に振込としている。
③予備、児童手当用
3つめは、児童手当が振り込まれる口座で予備口座。
ここから普段支払が発生することはない。
反対を言えば、ここに手をつける状況となったら、リン家の家計は破綻寸前となっていることだろう。
口座の管理方法
メイン口座の集中管理
管理はシンプル。
メイン口座だけの残高の変動が大きいので、この口座を集中管理。これだけ。
住宅用口座は、給与の一部と賞与全額が振り込まれるのに対して、支払は住宅と保険関連のみ。
賞与に関しては自由に使える金額を賞与手取りの10%と決め、その金額はメイン口座から支払うので、この支出に対する住宅用口座の負担はない。
予備口座は支払が無いが、定期的に児童手当が振り込まれる。
入ってくる金額は予測ができるし、振込があるおかげで休眠口座となってしまう可能性はない。
住宅用口座と予備口座は残高が増えていくようにして、メイン口座のお金の動きのチェックだけをしていればいい状態にしている。
メイン口座の残高を大幅に落ち込まないようにさえすれば、問題ないという算段である。
メイン口座以外は先取り貯金の意味合い
口座を1つにしない理由は、分散管理のリスクヘッジという意味もありますが、住宅用口座と予備口座を先取り貯金に使っているということ。
住宅用口座は賞与が支給されなくても、毎月の給与の一部振込だけでも残高が増えるようにしている。
だから、メイン口座が前月からプラスマイナス0でも貯金をしているのと同じ効果を得られる。
これは、住宅の修繕やリフォームに当てるための資金となる。
また予備口座のお金は、娘の進学やお祝い事などのための貯金という意味合い。
娘の万一の怪我や入院への対策は共済と、住宅の火災保険のオプションでまかなう。
家族が自転車に乗っている時の事故に対する保険(個人賠償責任補償特約)は、自転車事故の賠償金などの高額化により加入者が増えている。
これ実は自動車保険のオプションより、住宅の火災保険のオプションのほうが安い。
自動車保険オプションが月額300円~500円程度に対し、火災保険オプションは月額80~100円程度。
住宅取得時に加入する火災保険はかなりオプションが安いのでこれから住宅取得をする方はかなりお勧め。
リンの場合は補償額1億円で、月額約45円。
最後に
育児・家事・仕事に忙しいとは言え、資金繰りは非常に重要。
家計の無駄を見つけるには、無駄を発見しやすい環境を整えることが先決。
家計管理が得意でもない限り、なるべく管理方法は簡単な方が良いだろう。
この記事の管理方法での、実際の事例を別の記事で紹介できればと考えている。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。