新米のシングルファザーですが、言わせていただく。
ひとり親は精神力であると。
もし、ひとり親家庭と言う道を選ぶとしたら、それは自分の精神力との戦いだと断言する。
目次
元配偶者と義実家
リンは離婚とその後について、元妻や義実家からくるストレスはさほどありませんでしたが、
離婚の原因が原因なら先ずここが精神力を削ってくるのだと思う。
配偶者との死別についても、リンが想像するに「ある種のストレス」があるのだと思うが、リンはそれについて経験者ではないので記述は控える。
実家のストレス
実家との距離感については以前書いたとおりで、リンは実家とはつかず離れずの距離をとっている。
https://singlepapaling.com/jikka-distance/
それは、同居すればリン親との子育てに関する意見の衝突が頻繁になると予想されるからである。
身内だからこそ、衝突したときのエネルギーがすごい。
ボクシングで言えば、ストレートの打ち合い。
離れていても精神力は削られる。
実家からのストレスについては、ひとり親でなくてもあるけれども。
職場のストレス
ひとり親になって、職場(会社)が配慮してくれるのは最初だけだと思っておこう。
そして普通にこなせばこなすほど配慮はすぐになくなるだろう。
リンの場合もそうだった。
最初はかなり控えめな仕事量でも何も言われないが、何ヶ月か経てば離婚前よりも更に多くの仕事量が降りかかってくる。
子どもの病気でも、家で仕事をする。
もちろん看病しながらなので、ほとんど仕事なんてできないけど。
仕事は更に溜まる。
ボクシングで言えば、これはボディーブローのようである。
配慮しろとは言わない。
会社は利益を追求するものだし、配慮はされる側が使う言葉ではないから。
しかし確実に、精神力は削られていく。
こども
こどもは大人の都合などお構いナシである。
ただ、こどもに関してはこういうものだと割り切れるかだと思う。
確かにイラっとすることはある。
そういう時は、この時は、今しかないと思い、深呼吸するようにしている。
リンは子育てについては瞬間的なストレスにはなりうるが、職場でのボディブローのような
ストレスは感じない。
自分との戦い
ときおり覗かせる、自分の嫌な部分。
真面目な人ほど、ストレスになる。
将来に対しての不安。
気にするなと思えば思うほど、気になってしまうものである。
ストレスの無い世界などありえないし、無ければ無いでそれは不健康なのかもしれない。
リンの場合は、こころの切り替えがうまくできるようになるまで、かなりの時間がかかった。
かなりの時間と言うのは離婚してからではなく、自分の子ども時代も含めた今までの人生の時間である。
少なくとも高校生くらいまでは、リンはストレス耐性は高いとは言えなかった。
すぐに現実から逃げてしまうような人間だった。
はじめの大きなストレスは中学生になったときに、自分の意思とは関係なく校則で坊主頭にさせられたということだ。
それから、約25年。
様々なストレスにさらされ、忍耐を繰り返し、ようやく今の状態になれた。
それでも、ストレスで吐いたりはする。
そんな時は、吐いた後、必ず気持ちを切り替える。
忍耐。
それはリンの人生の代名詞だ。
耐えている姿は必ず誰かが見てくれている。
ただ、その人が自分に対していつも何かしてくれるということではない。
見てるだけの場合もある。
でも、何かを求めなくてもいいのだ。
直接接点は無いにしても、人はひとりではないのである。
その事実だけで、耐えられる。
もし、ひとり親になる道を選んだとしたらそれは精神力との戦いなのだと。
確かに他の人より耐える場面は増える。
しかしその一つ一つが経験になるのだということは心に留め置いてほしい。
リンの言葉が少しでも参考になるのであれば、幸いです。
今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。