娘がおもらしうんちをしてしまった敷き布団と掛け布団。
両方ともダブルベッドサイズだ。
洗濯機には入らないし、うんちがついたままコインランドリーやクリーニングに持っていくのはマズいよね。
かといって、洗濯機や洗面台に入らない敷き布団や掛け布団をどうやって洗うんだ!
捨てるしかないのかなと思っていたら、敷き布団は材質によっては足踏み洗いできるという情報を発見した。
手洗いや足踏み洗いができる材質の敷き布団とは……ポリエステル製のものである。
ただ、できるといってもキルティング加工のないものなど、敷き布団によってはできないものもあるので注意。
また、敷き布団は乾きにくいので天気予報を確認して、2~3日外で干せる日を選んだ。
今回の場合、捨てるのを覚悟していた布団なので、これでダメなら捨てればいいやということで何はともあれやってみることにした。
目次
敷き布団を足踏み洗いする
これが今回足踏み洗いをする敷き布団。
おもらしにより娘が寝ていたところがだいぶ茶色くなっている。
これがどうなるか?
最後に比較写真を載せておくので楽しみにしていただきたい。
お風呂掃除をした後、ぬるま湯を浴槽にためる
11:30。
娘を保育園に連れて行くのが遅くなり始めるのが遅くなってしまったが、まずはお風呂の掃除から。
前日の汚れが布団についてしまったら元も子もないからね。
掃除が終わったら、浴槽にぬるま湯をためる。
ぬるま湯って人それぞれ違うじゃんと思いつつ40℃のお湯を浴槽の半分くらいを目安に入れていく。
お湯がたまる間に、朝食の洗い物と昼食の準備。
敷き布団の表面の汚れをシャワーで洗い流す
12:00。お湯が浴槽の半分より少し上まで来た。
いつもお風呂の湯量は180~200リットルで沸かしているので、これくらいの量だと100~120リットルくらいだろうか。
とにかくお湯がたまったので、敷き布団を用意。
敷き布団の表面についたほこりや髪の毛をシャワーで軽く洗い流す。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を含ませた布で軽くおすようにする。
お湯に中性洗剤をいれて約1時間つけ置きする
表面の汚れを取り除いたら、たまっているお湯に中性洗剤を入れて混ぜる。
分量がよくわからなかったので、今回は適当にこれを使用した。
多く入れすぎるとすすぎが大変そうなので、水45リットルの洗濯物に対する分量で洗剤を入れてみた。
それではいよいよ敷き布団を浴槽に投入する。
3つ折りにすればぎりぎり入るくらい。
この後、布団がつかるくらいまでお湯を追加した。
浴槽に敷き布団が入るかは事前に確認した方がよさそうだ。
優しく空気を抜きながら、1時間ほどつけ置き。
今のうちに洗濯機を回しながら、お昼ご飯でも食べよう。
敷き布団を足踏み洗いし、すすぎを2回ほどおこなう
13:00。洗濯物を干し終わり、つけ置きも十分なので踏み洗いを開始する。
布団を傷めないようにやさしく踏み踏み。
結構楽しい。
汚い足が写っているのはご容赦願いたい。
だがここからが問題。
片方だけだと洗いムラになるので、ひっくり返そうと布団を持った瞬間である。
え?重っ!
これは女性だとかなりきつそうだなぁ。
服を着たまま泳ぐと溺れるというが、水を含んだ布団の重さを体感するとうなずけるな。
目安として言っておくと、リンは30㎏の米を担いで歩ける程度の筋力である。
とにかくメチャクチャ重いので、敷き布団の足踏み洗いをするときは手伝ってくれる人がいるか、力自慢の方以外はコインランドリーやクリーニングするのが正解だと思う。
今回はダブルベッドサイズの敷き布団だが、シングルサイズなら重さはだいぶマシかもしれない。
どうにか端の方を持って水を切りながら、敷き布団を裏返す。
裏返すときに、シャワーで軽く表面を流してあげると良い。
洗剤の泡がなくなり、水がきれいになったのはすすぎを2回おこなった後。
すすぎの水を流すときも、浴槽についた泡をシャワーで流しておくのを忘れずに。
つけ置き後、1回目のすすぎ、2回目のすすぎと計3回、水を大量に含んだ重たい敷き布団を持ち上げることになる。
脱水のため敷き布団を浴槽に放置
14:00。
次は水を切るため、敷き布団を浴槽の淵に引っ掛ける。
これだと片側が冷えた洗い場についてしまうので秘密兵器を使う。
これだ。
低めの脚立である。
脚立を洗い場に設置し、布団を浮かせる。
これなら洗い場に接触しないし、水切りも早そうだ。
写真撮影で浴室のドアを開けているため敷き布団がぐちゃぐちゃだが、撮影後整えた。
この時も水を含んでおり重たいので、転倒などに十分注意しよう。
後は脱水のため、このまま1時間放置。
さらに我が家の秘密兵器をもうひとつ発動させておく。
浴室乾燥機である。
これはこの家を買ったとき、新しくしたんだよね。
梅雨時の乾燥や娘が急に吐いたり、食べ物をこぼして洗濯物が出たときには本当に便利。
タイマーをセットして……脱水を待つのみ!
その間にブログの下書きでも進めておこう。
布団を物干し竿に干す
15:00。干すにはかなり遅い時間になってしまったがしょうがない。
まだ水がしたたり落ちるくらいの状態なので、2階のベランダに干しにいく。
敷き布団を持ち運ぶ前に、通路を確保しておく。
タオルを敷こうかとも思ったが、敷き布団を抱えると前が見えないし重いのでタオルを踏んで転倒する恐れがあるのでやめにした。
水なんか後で拭けばいいよ。
通路はオールグリーン。
階段の段数は……12段。オッケー!
それでは敷き布団を2階へ持っていこう。
重さはこの段階だと少し重い程度になっているので、1人でも運べるようになっている。
急ぎたいけど落ち着いて。
敷き布団を2本の物干し竿に引っ掛けて干す。
この間にも水はしたたり落ちてくるので、服がずぶ濡れにならないように注意。
何とか干せたけど、次やるときはもっと早い時間からやらないとだめだなぁ。
ここまで約4時間。
娘を保育園へ送っていく都合上9:00には開始できないけど、仮に9:00に始めたとしたら13:00台に干すことができる。
10時開始だと14:00か。
今回の敷き布団の足踏み洗いの改善点と注意点
実際情報を見ながら敷き布団の足踏み洗いをしてみたが、いくつか改善点がみられた。
1、ポリエステル以外の敷き布団はやめておいたほうが良い。
2、一日がかりなので、午前中の早い時間から始める。
3、水を含んだ敷き布団はすさまじく重い。手助けしてくれる人がいないときや、筋力に自信がないときはやめておこう。
4、脱水の時間は1時間では足りない。30分~1時間伸ばした方が良さそう。
5、濡れた敷き布団を抱えるとき、服が濡れるので肘が伸びがち。転倒に注意。
6、干しに行くまでの通路には何も置かない(転倒防止)。
最後に
2日目には敷き布団が十分に乾いたので、取り込む。
乾き具合によっては室内でも干して置き、3日間くらい干そう。
それでは結果がどうなったか、写真で確認いただこう。
いかがだろうか。
汚れはほとんど落ちているのが分かる。
この足踏み洗いした敷き布団は、このまま予備の布団ということで押入れに収納する。
今回敷き布団の足踏み洗いを実践してみた感じでは、できないこともないが時間は物凄くかかることが分かった。体力も必要だ。
ポリエステルもしくは羊毛の敷き布団であれば、コインランドリーやクリーニングに出せるのでそちらの方が早いし楽だ。
基本的に敷き布団を洗う状況というのはあまりないから、定期的に干してあげるというメンテナンスで充分だろう。
ただ、今回のおもらしうんちのケースのように、そのままコインランドリーやクリーニングに出せないという緊急事態の場合は浴槽の足踏み洗いで対応できる。
まだ掛け布団が残っているので、こちらも洗ってみて敷き布団とどちらが大変か調べてみたいと思う。
結果が分かったらこの記事へ追記して備忘録としておく予定だ。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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