おもらしで布団壊滅！【育児は戦場その4】

娘が熱を出していたのに油断しすぎていた。

熱を出しているときは、寝る時間がいつもより長くなるため、娘のトイレの間隔をついつい忘れがちだ。

始まりの狼煙

なんか臭い……

臭いで飛び起きた。

手探りでリモコンをまさぐり、部屋の電気をつけて娘の方を見る。

「これは……！」

目の前に広がっていたのは、娘の服とシーツについた茶色い汚れ。

そしてその間にも漂う臭い。

間違いない、おもらしうんちだ。

すぐさま娘を抱きかかえてリビングへ。

とりあえず布団の処理は後回しである。

おもらしにより布団に壊滅的被害

幸い娘の髪の毛や上半身には被害が出ていなかった。

早期発見できなかったので、唯一の救いである。

急いで階下のリビングへ向かい、エアコンを全開運転にする。

下半身についている汚物の処理を完了し、娘が寒くないようにフリースブランケットと飲み物を用意してリビングを整える。

熱があって、お風呂に入れないのは痛い。

体力を奪われ、せっかく治りかけた風邪をぶり返すおそれがあるからだ。

リンは洗面台で汚れた服を手洗いした後、洗濯機へ投入。

少し大きな声を出してしまったのでびっくりしたのか、泣きそうな娘。

娘に一声かけて、2階に寝室へとダッシュ。

窓を開け換気するとともに、被害状況を確認した。

その被害状況は下のとおりである。

被害寝具を洗うものと買い替えるものに分ける

リン家では、毛布をシーツの上に敷いている。

この方が寝るときにひんやりしないし暖かく眠ることができるのだ。

下のような感じで重ねているので、毛布までやられてしまった。

被害にあったものをすぐに洗えるものと、買い替えなくてはならないものに分ける。

ベッドメイキングと娘への対応

枕カバーは小さいのですぐ洗える。

シーツや掛け布団や敷き布団のカバーも、なんとか洗濯機に入った。

1回目の洗濯機を回している間に、代えのシーツを用意。

枕はロングの抱き枕があったので、それを代用。

敷き布団と掛け布団は洗濯機には入らないので、このままではまずい。

少し小さいがセミダブルの敷き布団と掛け布団があったので一時しのぎに使う。

毛布の代わりはフリースブランケットを複数枚かき集めた。

ここで娘の様子を見に一度リビングへ。

幸い声掛けした場所から動かず、眠気まなこでぼーっとしている。

一度抱きしめて体が冷えていないかを確認。

大丈夫そうだ。

エアコンも効き始めている。

とりあえずPS3の電源を入れてYoutubeを起動。

娘の好きなチャンネルを選択し、もう一度声掛け。

そうこうしている間に1回目の洗濯が終わった。

毛布を突っ込んで、2回目の洗濯機のスタートボタンを押し、洗い終わった枕カバーや掛け布団と敷き布団カバーを干す。

夜なので、室内に干すしかない。

浴室乾燥機、リビングの物干し、取り置いてあるベビーベッドのふちに引っ掛けるなど、大きい洗濯物を干せるところを総動員させる。

枕2つは洗濯機に入るが、買ってから長期間使用しており、皮脂汚れがひどかったので廃棄することとした。

また掛け布団、敷き布団は材質がポリエステルだったので後日、浴室で足踏み洗いすることにする。

ちなみにポリエステルではない布団の場合、手洗いできないので注意が必要だ。

足踏み洗いし、乾かした後は予備の布団にしよう。

すぐには乾かないから、とりあえずは枕と掛け布団、敷布団は購入で決定。

結局娘の洋服も含め、3回の洗濯機を回し終わったときには深夜になっていたので、その日は仮の布団で娘と一緒に就寝した。

ニトリでお買い物

翌朝、昨夜のどたばたのせいで遅めの起床。

近所のニトリへ寝具（枕、掛け布団、敷き布団）を購入に向かった。

布団コーナーへ向かうと、娘が展示してあるベッドにはしゃぎだす。

おいおい、ベッドならいつも家で見てるでしょうが。

でもまぁ、子どもってこういうところ好きだよね。

娘が展示ベッドにあがりたい！と目をキラキラさせている横で、リンは品定め。

暖かそうな掛け布団、敷き布団があってそっちにしようかとも思ったが、浴室で足踏み洗いができるし、安価という点でポリエステルもメリットあるんだよな。

迷った挙句に結局ポリエステルの掛け布団と敷き布団を購入。

枕も２つ買った。

買い物が終わった後、娘がどうしても2階（リビングセット、ベッドなどの売り場）に行きたいらしく、車に布団を置きに行ってもう一度店内へ。

エスカレーターを昇り、2階につくと娘は大はしゃぎ。

迷惑にならない程度に娘とコーナーを1周した。

「ねぇねぇパパー！ここ座って！」

「これなにー？」

「あーこれ（家のテーブルと）一緒！」

娘が指さしたのは確かにリビングにおいてあるテーブルと椅子のセットと同じものだ。

やはりニトリで買ったものだから間違いない。

よく見てるよなぁ。

学習机とランドセルのコーナーでは、もう少し成長したら娘も使うんだよなーと想像しながら娘とのショッピングは終了した。

最後に

帰宅し、新しい布団に乾いたカバーをかける。

枕も同様にカバーを装着。

布団壊滅事件は収束し、無事平穏な日が戻った。

今後のおもらし対策としては、購入したまま忘れていたおもらし用の防水シーツを使用することにした。

あ、そうそう忘れてた。

（娘が）ニトリで一目惚れして離さなかったコイツも置いておくね。

アルパカ抱き枕の一番小さいサイズ。

可愛いよね。

その夜、娘は大喜びでアルパカ抱き枕を抱きしめて眠りについたのだった。

めでたしめでたし。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。