カインズホームの床下害虫駆除を試してみた。

床下害虫駆除を試してみたアイキャッチ

暖かくなってくると心配になるのが害虫。

私は虫が大嫌いなので、ゴキブリ・ムカデ・ゲジゲジ・ダニなどはもちろん苦手であるが、その中でもすぐれた機動力と滑空能力を持つゴキブリは一番の強敵である。

現在住んでいる家は築25年(2018年時点)の中古一戸建て。

入居した日に洗面所でゴキブリの卵(孵化済)を発見してからと言うもの、毎年のようにゴキブリの襲来があり、精神をすり減らしている。

バルサンなどの燻煙殺虫剤・ブラックキャップやコンバットなどの毒エサ・遭遇時にはゴキジェットプロなどを使用して対抗しているが、解決には至っていない。

侵入経路が特定できていないから、効果的な位置にわなを仕掛けられていないというのが大きいのかも。

今年も少なくても1匹とは戦わなくてはならないと思うと、今からゲンナリである。

目次

カインズホームの床下害虫駆除を試してみることに

そんな中、ホームセンターのカインズホーム(以下カインズ)で床下害虫駆除の話を営業さんに聞く機会があり、試してみることにした。

まず料金は、一般家庭限定で1軒あたり一律2,980円(税込)で格安

なぜ安いのかと言うと、散布する薬剤の効果が持続性のものではないからだ。

つまり1回薬剤を撒けば長期間害虫が寄り付かないという駆除ではなく、現状床下にいる害虫に対して行うスポット的な駆除なのである。

それでもこの害虫駆除をやることのメリットを感じた点があった。

それは床下の状況を作業員がデジタルカメラで撮影し、報告してくれるということである。

またシロアリがいるかどうかや、カビや湿気はどうかと言うこともチェックしてくれるというのは最大のメリットと言ってもよい。

害虫駆除自体よりも、むしろ床下がどうなっているのかを撮影し、見せてくれるのは大きい。

デジカメでの撮影と言うことで、1点だけ営業さんに確認をとった。

それは撮影した写真をどう報告するのかということである。

家の床下はどの家も同じようなものだし、全然関係ない家の状況写真を報告に使われてもまずわからないと思ったからである。

これについては、カードに依頼主の直筆で日付と名前を記入し、そのカードと一緒に撮影するということだったので安心。

床下調査と害虫駆除

子どもやペットに安全な薬を使用し、部屋まで薬剤はほぼ上がってこないとは言え、娘が保育園へ行っている平日にやってもらうことにした。

作業員の方から名刺を受け取り、キッチンの床下収納へと案内する。

軽く作業内容の説明を受けた後、養生がおこなわれ、作業が始まった。

床下収納

まずは床下の調査。

床下の様子をチェックしてくれる。

ここでシロアリが見つかった場合は、薬剤散布ができない。

なぜなら、今回散布する薬剤ではシロアリが退治できないため。

シロアリがいる状態で薬剤を撒いてしまうと、散り散りに逃げてしまい、被害が拡大するおそれがあるのだという。

もしシロアリが発見された場合は、害虫駆除は中止で別途見積りとなる。

不安になりながら待っていると、しばらくして床下に潜った作業員が一度出てきた。

シロアリはいなかったとのことで、薬剤の散布が始まった。

ひとまずは安心である。

薬剤を散布する機械は掃除機のような大きい音がすると事前に聞いたのだが、さほどうるさい感じではなかった。

また薬剤はキッチンまではほぼ上がってこないので、家に設置されている火災、ガス、二酸化炭素報知器には反応しないとのこと。

実際に報知器のコンセントを差したままだったが、反応はなかった。

害虫駆除作業は養生から含めても50分ほどで完了した。

床下の状況報告

床下のイメージ

床下の状況報告は口頭での説明と、デジカメで撮影された写真や動画をテレビにつないで大きい画面でおこなわれる。

我が家にはモニターと化したブラウン管テレビのためHDMI端子が使えなかったので、パソコン用のモニターを持ってきてつないだ。

まず、我が家の床下はホコリが多めとのこと。

そしてゴキブリの卵が数か所(木材、断熱材)に発見された。

その卵は潰した上で薬剤を散布したとのこと。

またゴキブリとカマドウマの糞とみられるものが多数とネズミが侵入した形跡があった。

カマドウマ。

子どもの時に実家の汲み取り式のトイレで見て以来、お目にかかっていない虫である。

この家に入居してからの4年間、家の中でカマドウマには遭遇したことはない。

ネズミの足音も子どもの時に実家で何度も聞いたことがあるので、音がすればすぐにわかるはずだが聞こえてきたことはない。

現状我が家にネズミがいるという可能性はかなり低いだろう。

家を購入した時の修繕などの記録には残っていないが、売り主さんが対策か処置をしたのだろう。

次にカビや湿気の状況。

床下にカビはなかった。

現状気になるほどでもないらしい。

我が家は床下はコンクリートなので湿気というよりも結露しやすいということだった。

結露が多く発生すると、床板がきしんで音がする原因になるらしい。

そして築25年であるせいか断熱材がたわんだり、一部落ちてしまっているところがあった。

階段の下や浴室とキッチンの間のところに隙間があり、家全体に隙間が多いとのことでその隙間を埋めるなりして対策をすれば害虫被害が抑えられるとのこと。

例えば我が家の場合、吹き付けるタイプの硬質ウレタンフォーム断熱材を隙間に施工すれば、害虫対策の他断熱効果も高まり、電気代の節減にもなるということも聞くことができた。

相場は50万円程かかるとのことだったので、これは財布との相談になるだろう。

最後に薬剤を噴射しているところの動画(直筆のサインカードがもちろん映っている)を確認し、床下害虫駆除がすべて完了した。

全行程で1時間ちょっと。

途中雑談をしてしまったので、こちらから話しかけなければもっと早いと思う。

まとめ

今回のカインズホームの床下害虫駆除について、最後にまとめておきたいと思う。

個人的には、害虫駆除自体よりも床下の状況を確認できただけで2,980円を払う価値があったと感じた。

もちろん、ゴキブリを卵の段階でいくらか駆除できたというのは精神的にかなり大きい。

MEMO
料金は1軒あたり一律2,980円(税込)。

支払いは後日(作業後10日以内)おこない、場所はカインズホームの店舗

散布される薬剤は持続性があるものではなく、現状の害虫を駆除するのみ

害虫駆除をおこないつつ、床下の状況(シロアリ、カビ、湿気)を確認できる。

床下の状況さえわかれば、どういう対策をすれば害虫被害を抑えられるかが分かるので大きなメリット

作業翌日、さっそく近くのカインズホームへ赴き料金を支払った。

ついでに娘の保育園で使う雑巾とボックスティシュを購入。

店舗で支払いというのはついで買いを誘発するから、いい手法だなと思いながら帰宅。

害虫駆除の効果が出て、しばらくはゴキブリと対峙する可能性が低くなるといいなぁ。

でも夏に開始されるベランダや玄関へのセミアタックには効果ないんだよなぁ。

セミアタックを低減できる方法、何かないかな。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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