寝つきが悪い人にやってみてほしいこと

あなたは寝つきが良い?悪い?

リンは数年前まで、寝つきが悪かった。

場所が変わると眠れない。枕が変わると落ち着かない。

そんな感じだった。

ベッドで読み始めた本が面白すぎて朝になってしまったとか、部屋を暗くしてからよせばいいのに考え事を始めてしまって、何時間も経ってしまったなどは別としても、いざベッドに入ってから、すんなりと眠りに入ることができなかった。

それがある方法を試してみてから、娘の添い寝で娘が寝たかを確認する前に自分が寝てしまっているほどスムーズに入眠できるようになった。

もしあなたが寝つきが悪い方であれば、次の方法を是非お試しあれ。

目次

寝つきが悪い時に早く眠れる方法

この方法に道具や費用は一切不要。

先ず、布団やベッドに横になってください。

そして……

鼻から息を吸い込み、鼻から出す。

これだけ。

コツは吸い込むときも吐き出すときもあまり大きく呼吸しないこと。

静かに吸って、静かに出す。

鼻のみを使う腹式呼吸。

一般的な腹式呼吸は鼻から息を吸い込み、口から大きく吐き出す。

この方法は口は使わないし、意識的に大きく吐き出さない。

実は一般的な腹式呼吸でも、スムーズに眠れるかどうか試したことがある。

だが、一般的な腹式呼吸だと、どうしても吐くときに大きく息を吐いてしまい、そうすると次を吸うときに大きく鼻から吸い込んでしまう。

これだと呼吸が大きすぎて、深呼吸にはなっても巧くいかなくて失敗した。

何故この方法を思いついたか

この方法のヒントは、25年前にさかのぼる。

当時リンは小学生。

寝室は弟と同じで、弟は隣のベッドで寝ていた。

同じ時間に就寝していたのだが、いつも弟の方が早く眠りに入るので、決まっていびきが聞こえてくる。

そのいびきが気になり、余計に眠れない。

ある時、いびきをかいている弟の鼻を、何の考えもなくつまんでみた。

鼻で息を吸い込めないのに、鼻から息を吸おうとするが吸えないので、苦しそうな顔になる。

そうしたらすぐつまんだ指を鼻から離す。

いびきが止まるので、いびきが聞こえてくる度によく弟の鼻をつまんでいた。

月日は流れ、数年前。

ふと、弟のいびきを止める方法を思い出した。

あれっ?人が寝ている状態の時って鼻でしか呼吸してないのでは?

あの時、弟が眠りに入っていた状態を、寝る前から作ればいいんじゃないか?

仮説が生まれました。

早速その仮説を実践してみた結果、今では枕が変わろうと、場所が変わろうと布団に入ってさえいれば、その時点で眠くないとしても、すんなりと眠れるようになった。

鼻呼吸について調べてみた。

鼻呼吸と口呼吸。なにか違いがあるのだろうか。

疑問に思ったので調べてみることにした。

鼻呼吸のメリット

鼻の入り口付近には鼻毛が生えており、鼻毛が空気中の大きなほこりなどを体内に取り込まない様にブロックしている。フィルターのようなものだろうか。

そしてその先には粘膜に覆われており、短い線毛があり、鼻毛で取り切れなかった小さなホコリや細菌を絡めとってくれるという。すごい。

粘膜の下からは絶えず粘液がつくられ、粘液は取り込んだ空気に適度な温度と湿度が与えられる。

口内には上記のような毛もなければ、粘液もない。

唾液には抗菌作用はあるが、ホコリなどをろ過するフィルター機能や取り込んだ空気に適度な温度や湿度を与える働きはない。

少なくとも鼻から空気を吸い込むことで、口から吸い込むよりもホコリ、細菌の侵入を防ぐことができるし、冷たいままではなく、適度な温度と湿度をもった空気をのどや肺に送ることができるので、体への負担も少なくて済む

成程。睡眠時だけでなく、覚醒時も鼻呼吸の方が良いということか。

口呼吸のデメリット

哺乳類のほとんどが鼻のみで呼吸しており、本来口は呼吸する器官ではないという。

なぜ人間が口で呼吸できるかというと、詳細な説明は省くが、直立歩行ができるようになったことと、言葉を話せるように進化した結果。

口呼吸のデメリットは、鼻呼吸のメリットでも書いたとおり、細菌や加工されていない空気が体内に取り込まれることにより、分かりやすいもので次の3つ。

  • 風邪をひきやすくなる
  • アレルギーを起こしやすくなる
  • 口臭がきつくなる

他にも、さらに下のようなデメリットがある。

  • 睡眠時無呼吸症候群の原因
  • 歯への影響(虫歯になりやすくなる、歯並びや出っ歯になりやすい)

すぐ眠れる人でも、口呼吸の人は直した方が良いということか。

最後に

寝つきの悪さを改善するには、ヒーリングミュージックや運動不足の解消、部屋の照明を消すなどの方法がある。

また、口呼吸から鼻呼吸に強制するには、調べると耳鼻科にかかるとかマスクをするとか、睡眠時にテープを貼るなど色々な改善方法が書かれていたりする。

リンは特にそういう方法をとらずに鼻呼吸へと移行できたが、確かに自分の睡眠時の状態まで把握できるわけではないから、本当に改善できたか心配なのであれば専門家の力を借りるのが良いのかもしれない。

寝つきが悪い人は、まず費用の掛からない鼻のみで呼吸することを試していただきたい。

お金のかかる方法はそのあとに試しても遅くない。

父子家庭で仕事と家事育児の両立でストレスが溜まっていようが、部屋の照明が明るかろうが、リンのようにデスクワークで運動不足だろうが、スムーズに眠れる状況になっている。

そして世の中には前述のような矯正方法や安眠グッズがたくさん溢れている。

鼻呼吸プラス自分に合った安眠グッズがあれば、今まで悩みの種であった寝つきの悪さだけでなく、より効率的に快適な睡眠が得られるのではないだろうか。

今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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