古いパソコンが不調のため新しいパソコンを購入しようと思い立った。
23歳の時よりデスクトップパソコンにこだわってきた私であったが、子育てしながらの取り回しを考えるとノートパソコンにすることにした。
寝室に持っていったりリビングへ持っていったり。
作業する部屋を選ばないから、ノートパソコンは都合が良い。
昔のノートパソコンは稼働時間が短くて移動に耐えないものも多かったが、Core 2 Duoからの省電力の流れとバッテリーの進歩によって稼働時間が長いものも多くなってきた。
ネックである稼働時間も、軽く調べた限りでは及第点だ。
目次
新しく購入したのは17.3型のノートパソコン
Lenovo ideapad110
17.3型 Win10Home 64bit Core i3-7100U 4GB HDD500GB
新品で67,800円。
今回はポイントとキャンペーンの関係で楽天市場にて購入。
量販店モデルだが、Microsoft Office365の初年度無料などはついていない。
余計なソフトがついていない方が動作が軽いし、デスクトップ画面がすっきりしていて良い。
マカフィーの90日無料がついているが、これは後程違うものを導入する。
17.3型のノートパソコンは初めて購入したが、予想よりかなり大きい。
外への持ち運びにはあまり向かないが、家の中で持ち運ぶ分には問題ない。
それほど家から出す頻度は高くないので、作業する際の実用性と画面の大きさで選んだ。
Youtubeなどの動画を見る時、やはり画面が大きい方が良いし。
持ち出す頻度がそこそこあるなら15.6型、ちょくちょく持ち出すなら10.1型くらいの画面サイズが目安となる。
でも、本当に迷った。
ノートパソコンを開封した後、娘と戯れる
配送時の外装箱がまた大きく、それに目を付けたのが、娘である。
こどもは何でもおもちゃにできるんですね。
毛布を掛けて、秘密基地。
アンパンマンと、おままごと。
って、娘に構っていたら初期設定ができない(笑)
午前中には全くパソコンの箱に触れられなかった。
お昼ご飯を食べて、お昼寝。
私も一緒に寝てしまった。
初期設定ができない(笑)
……なんやかんやで開封できた。
大きい。
パソコンの初期設定をする
開封後、初期設定をおこなう。
パソコンを買った際に一番手間なのがこの初期設定。
難しい操作はないがWindowsのアップデートで時間をとられがち。
早くパソコンを使いたい気持ちが先行するが、落ち着いて作業開始。
まずは説明書を熟読
説明書に最初に目を通しておくと、余計なプロセスをするリスクを低減できる。
昔と違って今のパソコンの説明書は薄かったり、紙1枚だったりするから1度は目を通しておこう。
写真も使われていることも多いので、あまり迷うことなく作業できるはずだ。
ネットワーク接続設定
電源を入れて、Microsoftアカウントを入力。
ネットワークは無線LAN。
私はもともとLAN接続は有線派だった。
10年前の無線LAN規格は、有線に比べて圧倒的に遅かったのだ。
そして、電波も今みたいに家中どこでも繋がるってわけでもなく、接続はしょっちゅう切れる。
また基盤に無線LANポートが内蔵されていないものが多かったので、無線子機がほぼ必須だった。
無線子機をつければUSBポートが1つ死ぬ。
とにかく昔の無線LANは遅い上に使い勝手が悪かったのだ。
だが時は経ち、6年前に改めて使ってみたときに、その技術の進歩に感動。
「これで配線地獄から救われる」
それからは無線LANを選択肢に加えるようになった。
さて、本題。
無線LANのネットワーク(インターネット)への接続方法だが、非常に簡単だ。
無線LANの設定方法
- 手順1まずルーターのAOSSボタンを押す。
- 手順2ネットワークパスワードを入力する。
- 設定完了!
以上。
設定も昔と比べて、本当に簡単になった。
※複数のシールが貼ってあったりしてどれがネットワークパスワードかわからない場合は、ルーターの説明書で確認しよう。
説明書を確認しないと、全部メモして片っ端に入れていくという手間が発生する。
私の場合、すぐに確認できるように説明書はルーターの近くに常備。
2階のルーターでメモしてきたパスワードを入力。
少々待つ。
……はい、ネットワークにつながった。
この後しばらく、パソコンのシステム設定画面で待たされる。
マウスの設定
私の場合、家で作業するときはタッチパッドを使うよりも別売のマウスを使ったほうが捗る。
ノートパソコンはUSB端子が左右どちらかにしかついていなかったり、USBポートの数自体が少ないので、USB端子を潰さないマウスがおすすめである。
そこで選択したのがBluetoothマウスを選択。
ちなみに私は長い間有線マウス派。
また有線かよ。
有線好きだな、お前。
とか言わないでくださいね。
これにもきちんと理由はある。
昔の無線マウスは電池がすぐに切れるため、ネットゲーム中に使用不能になるケースがあったのと、無線LANと一緒でちょくちょく接続が切れて使い物にならないものが多かったから。
それはさておき、次はGoogle Cromeのダウンロード&インストール。
最初からついているEdgeでもいいのだが、これは好みの問題である。
そのあとは一通り電源設定などをおこなって初期設定完了。
ここで一旦再起動しておく。
使用した感想とパソコンの選びの考え方
新しいパソコンを使ってみての使用感
やはり画面が大きいだけあって作業性は快適。
動画の表示速度も許容範囲だ。
Core i3の選択は間違ってなかったと思う。
事前に実店舗で確認したCore i7搭載パソコンの速度と比べると多少もっさりするが、ゴリゴリCPUをいじめる使い方をしなければ充分だと思う。
資金に余裕があれば、上位のCPUを選べばサクサク。
だがパソコンは上を見るときりがないので、リンの2代目パソコンのようにカスタマイズしすぎて40万円超とかにならないよう、ご注意を。
ブログや動画視聴くらいの使い方であれば、Core i3、i5で充分である。
浮いた分でメモリを増設した方がコストパフォーマンスが高いだろう。
15.6型ノートパソコンとの画面の大きさを比較
ちなみに17.3型ノートパソコンの大きさだが、仕事用の15.6型と比較すると……
大きい。(左が17.3型。右が15.6型)
大きい。(左が15.6型。右が17.3型)
圧倒的じゃないか。我が軍は。
パソコン選びの考え方
ここで自分でパソコンを買うようになってから10数年経ち、プライベートと仕事でパソコンに触れてきた経験から、パソコン選びの考え方を書いていきたいと思う。
パソコンを選ぶときに最初に決めておきたいのは、予算を除けばパソコンを使って何をするかである。
動画視聴なのか、ネットショッピングなのか、ブログを立ち上げたいのか、それともゲームか、はたまた動画編集をしたいなどなど目的を決めることである。
例えば、動画視聴とネットショッピングくらいしか使わないといった場合は高性能なパソコンをわざわざ選択することはない。
逆に動画を編集する、ネットゲームをすると言ったパソコンに高負荷がかかることをする場合は性能を優先すべきだろう。
そしてもし高性能なパソコンを選ぶのだとしたら、注意することがある。
それはパソコンの性能を左右するCPUの技術革新だ。
パソコンは基本的に新製品が出れば性能は上がっていく。
その時点でいちばん良い性能のものを買っても、1年もすればそれより高い性能のものが出てくるのだ。
だから、購入する時点での「パソコンで何をするか」で購入するパソコンを決めるのである。
今は動画視聴するだけだけど、後々動画編集するかもくらいの気持ちであったら、性能よりも現時点での希望を優先すべきである。
どうしても動画編集などをしたい場合は、性能はそこそこのパソコンで先ずは5,000円前後の動画編集ソフトとエンコードソフトを使ってみるといいだろう(無料のソフトもあるが、無料のものは自力で操作方法を調べられないと難しい)。
今回私が購入したモデルは第7世代(覚えなくてよい)のCore i3であるが、これは第1世代のCore i7シリーズと大きく性能が変わらない。
※iの後の数字が大きい方が基本性能が高い。
私がネットゲームをして、そのプレイ動画を編集していた時はこのCore i7の第1世代である。
その時に使用していた動画編集ソフトは3,000円~5,000円の入門用の動画編集ソフトとNero suiteという動画編集ソフト(約8,000~12,000円の価格帯)だった。
入門用の動画編集ソフトでも字幕やマルチライン、マルチ音声、エフェクトは入れられる。
Neroと比べるとできることは少ないが、2018年時点ではCore i3のパソコンでもストレスなく使える性能だ。
使っているうちに性能が不足していると思ったらそこで買い替えるなり、買い足すなりすればよいのである。
性能を決めたら、画面サイズはどれだけ外にパソコンを持ち出すかで画面サイズを決める。
ノートパソコンの場合で言えば、まったく外に持ち運びする予定がなければ、画面サイズは大きい方が良いだろう。
外出先で使用する場合は、外に持ち出す頻度と使用する時間で考えよう。
画面サイズが小さければ小さいほど、基本的に稼働時間が長い。
私が今回買った17.3型のバッテリーのみの稼働時間は4.8時間。
もう一台持っている10.1型の2in1タブレットパソコンの稼働時間は11.2時間。
小さい分キーボードの操作はやりづらいが、電源コードを持ち運ばなくても済む事が多い10.1型は外出時に重宝する。
17.3型、10.1型の他にも13.3型や15.6型など小刻みな画面サイズがあり、稼働時間は17.3型と10.1型の間くらいになっている。
外出先で電源を確保できるなら稼働時間は短くなってもいいが、自分の思い通りに電源が取れないことが想定されるので余裕を持ってサイズを決定したい。
大きさの目安も下記しておくので参考にどうぞ。
15.6型:厚さによってはビジネスバッグには入る。A4サイズともいわれることもあるが、それは画面のみのサイズの話で、フレームも含めるとA4より大きい
13.3型:小さめのビジネスバッグにも入る。フレームも含めると、この画面サイズのノートパソコンがA4サイズくらい。
10.1型:リュックなどに入れても邪魔にならない程度の大きさ。
性能と画面サイズさえ決めてしまえば、予算とデザイン、メーカーを好みで絞り込むことができる。
パソコンの良好なパフォーマンスはどの性能のものを選んでも3年以内なので、あれもこれもと欲張らず、現状に最適化するパソコンの性能にしよう。
・画面サイズは外に持ち出すかどうか。持ち出す場合は頻度と使用時間で選ぼう。
最後に
15.6型も13.3型以下の持ち運びメインのパソコンと並べるとかなり大きめなのだが、17.3型と比べると小さく感じる。
今後はこのパソコンでブログを更新していくこととなる。
何はともあれ、リン家に来た4代目パソコン。
これからよろしく頼むよ。
そして、3代目パソコンはごくろうさま。
6年9か月間、ありがとう。
それからもしパソコン選びに困っているよ!という方がいらっしゃいましたら、何か手助けができるかもしれません。
その際は問い合わせフォーム、もしくはコメント欄にて質問を受け付けております。
相談につきまして、費用はかかりませんのでお気軽にどうぞ。
では今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。