確定申告へ行ったら、税務署で長時間並ぶ意味がないことがわかった。

税務署イメージ
確定申告の季節がやってきた。

リンにとっては久しぶりの確定申告である。

前職は会社員だったので会社で年末調整をやってくれていたが、ゲーセンで働いていた時は正社員だったにもかかわらず自分で確定申告をしていたのだ。

ただ地区の公民館が会場になっていたものだったので、税務署へはいったことがない。

今考えると、会社員で副業もしていないのになんで確定申告しなきゃならないんだよとは思うが、そのおかげで税金について考える機会が持てたのは事実だ。

前年の収入はアフィリエイトなどの雑収入が20万を超えておらず、実質前職の給与所得のみだから提出書類は年末調整と変わらない。

国税庁のホームページで事前に確定申告書類を作成することもできるが、思い付きで書類を作らず、証明書類だけをもってはじめての税務署に行ってみることにした。

目次

確定申告の事前準備をしていないと長丁場

娘を保育園へ送った後、一旦帰宅し家事をこなしてから出発した。

到着が正午ごろだったが、事前に電話で確認したところお昼の時間でも対応していることを聞いてあったので安心である。

車を降りて入口へ向かうと、外にまで伸びた長蛇の列。

事前に自分で確定申告書類を作成していれば、別の窓口で受け付けてもらえる。

検算はしないという表示があったので、計算間違いなどがあれば後日問い合わせがくる可能性はあるが断然早い。

だが今回はあえて事前準備せず、源泉徴収票の原本と生命保険と家の地震保険の支払い証明書しか持ってきていない。

医療費は子どもは15歳まで基本窓口払いはないし、リン自身も10万円を超えていなかったので控除対象にはならない。

おとなしく列の最後尾へ並ぶ。

並びながら見ていると、事前作成してくれば5分もかからずに終わるようだ。

その場では本人確認と添付書類の確認くらいしかしていないようなので、郵送やe-Taxでおこなった方が良さげだ。

e-Taxなら処理が早いので、還付が早いって表示があったし。

待ち時間が暇なので税務署内を観察

行列は暇

列に並んでしばらくは牛歩で進んでいく。

ようやく建物に入ると受付表配布のところに只今の待ち時間約170分の表示が。

これは予想外。

3時間もかかるのか。

以前地区の公民館でやった時は、待ち時間をあわせても30分くらいだったからそんなものだと思ってた。

駐車場も満車でしばらく待たされたし、事前作成して持参も微妙なところだ。

列は長く続いており、まだまだ申告までには時間がかかりそう。

待ち時間が暇なので、税務署内を観察することにした。

照明

最近コンビニではよく見るようなLED照明ではなく、Hfの表示がついた蛍光灯だった。

Hf蛍光灯は消費電力はLEDに劣るものの、消費電力は通常の蛍光灯の70%程度。

消費電力は低いがインバータ内蔵により高効率化されているので、照度は高い。

官公庁なので、一般型の消費電力が低い方だろうか。

それでも天井が低めなので明るさは充分だろう。

備品

椅子とパーテーション、通路の仕切りのポールにレンタル会社のシールが貼られていた。

会場の設営は期間限定っぽいからレンタルなのだろう。

購入だと維持管理や保管場所が必要だからレンタルの方が安いのかもね。

周囲の人々

税務署職員の方が書類作成の関係で受付番号が過ぎている人はどうぞと言った時である。

全然まだ自分の番号が来ていないのに職員のところへ行き、「順番が来た時にお願いします」と断られ、それにぐちぐち文句を言っている年配の男性。

待ちきれなくなり、何度も席を立ち職員のところへ行き、その度なだめられて戻ってくるお爺さんなどなど負のエネルギーにうんざりすることもあったが、色々な人がいて面白かった。

税務署での申告書作成の基本はパソコン操作

パソコンを操作する

税務署での申告書作成は、基本的にパソコン操作で作成する。

所内の掲示にも書いてあったが、パソコンから国税庁のホームページにある確定申告書作成コーナーで作成する。

つまり、家で作ろうが税務署で作ろうがまったく同じ操作をするということである。

と言うことは操作が全然わからないという事でもなければ、わざわざ税務署まで行って長時間列に並ぶ必要性はない。

実際操作をしてみての感想は、入力は簡単で細かく小さい欄に手書きするより、パソコンでやった方が断然早いし簡単だ。

後学のために、細かいところの質問をして入力しても20分くらいで確定申告書は完成した。

その後確定申告書を提出。

今年は還付ではなく徴収だった。

大きい金額ではなかったので、別フロアで納税をすませて今回の確定申告は終了である。

駐車場に車を停めてから、納税までちょうど3時間。

実際にはリンは還付ではなく徴収で払い込み窓口での待ち時間があったので2時間50分くらいか。

170分。

入り口にあった待ち時間表示のとおりである。

3時間の内訳は列に並んでいる時間が2時間20分、確定申告書作成が20分、申告書提出10分、納税窓口10分であった。

まとめ

今回全く書類を作成せず税務署へ行き、確定申告をやってみたことをまとめてみよう。

・確定申告書は税務署に行って2時間以上並んだところで、申告書作成について、ひとりひとりに対処しているわけではない。

・パソコンの操作は自宅で作るときと同じページで、操作も同じだから長時間並ぶ意味がまったくない。

わざわざ並んでまで得られるメリットは、パソコン操作をその場で職員に聞けるということだけだ。

2時間以上も待つのであれば、自宅で確定申告を作成し、どうしてもわからないときは管轄の税務署に電話するなどした方が早そうだ。

時期的にインフルエンザや風邪などをうつされるリスクを負ってまで、税務署へ行き並ぶ意味がないと分かっただけでも今回の体験はかなりの収穫と言ってもいいかな。

来年以降、確定申告を自分ですることになったらe-Taxを試してみようかと思う。

ちなみにe-Taxでの申告にはマイナンバーカードと、パソコンに接続するカードリーダーが必要になる。

カードリーダーの価格もそれほど高くないし、これがあれば確定申告だけでなくリンが持っているSuicaのチャージや楽天カードの楽天Edyのチャージもできるみたいだから便利そうだな。

まずはマイナンバーカード申請のための写真でも撮ってこようっと。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

1 Comment

ごわひこ

初めまして。数年前に2月に確定申告行った時は混んでなくて…でも、間違いを指摘してくれるわけではないし、行く意味無かったよな~、今年はもう激込み駆け込み時期になっちゃったから…郵送にしようか…と迷ってたところだったので、参考になりました!! 税務署には行かないやり方で済ませようと思います^^

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