今回の記事は育児のベテランというよりは新米ママさんやパパさん向けということで、小さい子どもがいる時の家事や便利グッズを考えてみようという話。
洗濯をしながら育児、掃除をしながら育児、炊事をしながら育児。
家事をしながらの育児は想像よりも大変だ。
子どもが一緒について回ってくるだけならば、家事をするのはさほど難しいことではない。
問題なのは抱っこをせがんできたりする時や、リビングを縦横無尽に走り回っている時である。
可愛いのでついつい構ってしまいがちだが、それでは家事が一向に終わらない。
子どもが1人の我が家ですらこんな状況なのだから、2人、3人の育児をされている方はもっとすごい状況なのだろう。
ただ忘れてはいけないのは、子どもは親と遊びたいからとか、好奇心が旺盛が故の行動であるということ。
「育児しながらだと、まったく家事が進まない」と周りに打ち明けた時に「子どもはそういうものだから」と言われることもあるだろう。
確かに子どもはそういうものなんだけれども、新米ママさんやパパさんは抱え込まないようにしてほしいのである。
パートナーと家事を分担するなり、便利なグッズを買ってみたりとか我慢するのではなくて解決する方向に動いてほしいと思う。
前置きが長くなったが、まずは我が家の状況を見てほしい。
目次
我が家の場合
娘がアンパンマンに夢中になっている時を見はからい、その隙に洗い物を片付る。
我が家の台所は対面式でないので、たまに後ろを振り返らないと娘が何をしているのかわからない。
洗い物が多い日は、ついつい後方の警戒を怠ってしまうことがある。
そして、後方警戒を軽視した結果が次の写真。
地獄絵図である。
この時は折り紙の被害が甚大で、大半が使い物にならない状態に。
結局折り紙は捨てた。
また掃除機をかけている間に、コンロ下に収納されていたはずの鍋で娘がままごとを始めたりすることはしばしばある。
他には、畳んだ洗濯物の防塁を走り回って蹴散らしていく、ストックの紙おむつのテープを全部はがされて壊滅状態にされるなど、被害は後を絶たない。
小さい子どもがいる時の家事術、グッズ
このように子どもが小さいと家事が2度手間になったり、部屋が一瞬にして散らかったりする。
悪気があってやっているわけではないことも多いので、都度悪いことは注意する。
だがそれでもすぐに改善するわけではないし、親と遊びたくてワザと気を引くためにいたずらをする場合もある。
我が家でおこなった家事術やグッズを下に紹介していきたいと思う。
寝かしつけ後に家事をやる
子どもと思いっきり遊んで疲れさせ、寝かしつけ後に家事をするという作戦。
大体は私の方が疲れてしまったりするのだが、体力のある若い方だとどうなんだろうか?
昼寝の時はともかく、夜は近所迷惑にならないような家事のみとなる。
朝型家事と夜型家事については、やってみた記事があるのでよろしければ下のリンクから見てやってください。
ベビーゲートを使用する
物理的にキッチンや家事をする場所へ子どもを入れないようにするには、ベビーゲートを使用するのが一番簡単で確実だ。
また逆に2階のベランダなどで洗濯物を干すなど、子どもが部屋から出ていって、階段の方へいかないようにするといった場合にも重宝する。
壁に穴をあけて設置するものと、突っ張り棒のように壁に穴をあけずに設置するものがある。
壁に穴をあけるタイプは強度は強いが、あまり一般的ではないだろう。
価格も5,000円くらいからあり、手に入れやすいので複数個買って使うのもアリ。
後日リサイクルショップで見た限りだと3,000円くらいだったので、中古で良いという方はそっちでも。
だがこのベビーゲートも万能ではない。
2歳を過ぎたころから、簡単に攻略されてしまうようになってしまうのである。
2歳ぐらいの年齢になると、ベビーゲートを乗り越えられてしまうのもあるし、開け方をマスターされてしまうと全く効果がない。
娘はいつの間にか、ベビーゲートをひとりで開けられるようになっていた。
私がベビーゲートを開けているのを何度も見て覚えたのだろう。
おんぶひもを活用する
おんぶで納得してくれれば、密着しているので一番楽。
難点はおんぶじゃなくて、抱っこをせがまれた時や季節。
抱っこの態勢だと洗い物や洗濯物を干すのがやりづらいのと、冬はあったかくていいが夏はこどもの体温でめちゃくちゃ暑いこと。
動画を見せる
我が家にはテレビがないので、DVDなどのメディアかYoutubeになる。
一時的には良いのだが、頼りすぎると後方に隙がでる。
それから親として、動画の内容はチェックした方が良い。
特にYoutube。
「子ども向け」とタイトルだけで判断するのは危険。
変なのも数多くある。
「パパ一緒に見ようよ、踊ろうよ」と手を引っ張ってきたら、陽動失敗。
チャイルドロックをつける
引き出しや引き戸を開けてほしくないなら、チャイルドロック(ベビーガード)を家具につけるのも手だ。
多少開け閉めが面倒にはなるが、鍋をひっくり返されたり食器を落とされそうになるリスクを考えたら許容できるレベルである。
ただしベビーゲートと一緒で年齢とともに意味をなさなくなっていくことに注意。
最後に
育児は戦場だ。
こと子どもが小さい時は、まさしくそうだと実感している。
ただ、子どもは親と遊びたかったり、単に面白いということで行動しているわけだから、悪気があってやっているわけではない。
上手く家事や育児の便利グッズを使えば、子どもの欲求を満たしてあげる時間を作れる。
また子どもが大きくなってくれば、家事を手伝わせてしまうということも解決法の1つだろう。
娘の場合は私が「手伝って」と言ったことがないのに、気分によってではあるが家事を手伝ってくれる様になった。
子どもが家事の邪魔をしてくる時間は長いようで短い。
ため込まずに積極的に楽しんでいこう。
育児は戦場だが、子どもは敵ではなく味方である。
今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。