パソコンの調子が悪いとき、ネットの情報はすごく便利。
リンもわからないことがあったらすぐネットで調べている。
専門サイトの方々は詳しく、スクリーンショットなどを載せていてとてもわかりやすい。
その知識と労力に頭が下がる思いだ。
リンはパソコンを自作できる程度の能力であるが、上級者かと言われると、そこまでは詳しくない。
だが、プライベートでも仕事でもパソコンのトラブルシューティングに呼ばれることが多い。
専門サイトの方々には遠く及ばないが、教える相手が初心者から中級者の方であれば、リンの知識でもなんとかなる。
そこで、リンがパソコンを触るようになって約15年の経験から、本当にパソコンがわからない超初心者のための、パソコン周りのトラブルシューティングを紹介していきたいと思う。
目次
メール関連のトラブル
メールアドレスが登録できない。
- @マークが全角になっていないか。
フォント(文字の種類)によって、画面上では半角か全角か区別できないことがあるので、キーボードの左上、半角/全角ボタンを押して、半角で打ち直してみよう。
メールが送受信できない
- LANケーブルがささっているか。
据え置き型パソコンノートパソコンで背面にLANポート(LANケーブルを指すところ)があると、意外と気づかない。
何回も送受信ボタンを押しても、エラーが出ているうちは無理。
エラー番号を控えるか、エラー番号が出ている状態でヘルプを呼ぼう。
エラーの表示をよく読まず、ポチポチ関係ないところをクリックして解決したとしても、それはまぐれです。
アドレスに届き当らないとか、受け手のサーバーが一杯で受け取れていない可能性があるなどはエラーの表示を読んだり、エラー番号で検索すれば分かるもの。
面倒くさがらずにパソコンからのメッセージを見てみよう。
パソコン関連のトラブル
パソコンが起動しない
- 電源プラグが抜けていないか。
- マルチタップのスイッチがオフになっていないか。
- USBのフラッシュメモリ(USBメモリ)がささっていないか。
USBメモリがささっている場合の補足
自分のパソコンではない場合、BIOS(Basic Input Output Systemの頭文字をとったもの。バイオス)の起動設定がリカバリーディスクをUSBで作成している場合、USB優先になっていることがある。
BIOSの起動順位を変えるのも手だが、超初心者の場合、起動時にUSBメモリをさしたままにしないと言った方法が伝わりやすい。
あなたが教える側の場合は、USBメモリだけはどういうものかだけでも教えた方が良い。
「起動時に余計なものはささないで」とアバウトに教えると、必要なものまで抜かれる可能性がある。
興味ないものは説明したりマニュアルを作成しても、ほとんどの場合、分かってもらえないのだ。
ネットに接続できない
- (無線LANを使っていない場合)LANケーブルがささっているか。
- ハブの電源プラグ(もしくはACアダプタ)が抜けていないか。
主にパソコンの置き場所を変えたときにおこる。
前に置いていた場所にあるLANケーブルが新しく置きたい場所まで届かないので、LANケーブルを抜いて、位置替え後に忘れてしまい、LANケーブルをさしていないケース。
または、横着してLANケーブルがささったままパソコンを動かした結果、机の端に引っかかるなどしてハブの電源コードが抜けてしまうケース。
モニターに何も映らない
- 電源プラグが抜けていないか。
- 入力側(または出力側)のケーブルがささっているか。
- 主電源ボタンを押したか。
モニターは電源が供給され、配線がつながっていれば、まず映らないことはないので、コード類を見てみよう。
何もしていないのにエラーが出た
パソコンに限らず、機械は人間が命令しないと動かない。
何もしていないのにエラーが出る場合は、致命的なエラーだ。
すぐに詳しい人を呼ぼう。
でも、呼ばれて行ってみると大体の場合は、何かした結果エラーになっていたりする(笑)
プリンタ関連
プリンタで印刷できない
- (FAX機能付きスキャナ一体型プリンタで)電話線をつなぐモジュラージャックにLANケーブルをさしていないか。
- USBケーブルが抜けていないか。
- 電源が入っているか。
教える側の場合、モジュラーケーブルとLANケーブルのコネクタの違いを教える必要はないが、力づくでケーブルをねじ込まないことは必ず教える。
スキャナー付きプリンタでスキャンできない
- スキャンモードになっているか。
- スタートボタンを押したか。
そもそもボタンを押していないというのも、よくある話。プリンタについているボタンはどれを押してもたいしたことは起きない。恐れずスタートと書いてあるボタンを押そう。
どれがスタートボタンかわからないときは、説明書に必ず図入りで書いてある。
まとめ
嘘だろうと思われるかもしれないが、これらのトラブルはリンが実際に呼ばれて対処した実例ばかりである。
リンの周りでは、5回呼ばれれば2回は上記にあげたケースに遭遇するほど。
大の大人3人がかりで、リンが車で到着するまでの30分間パソコンと格闘しても、ケーブルの抜けは気づかないものなのだ。
意外とパソコンの知識とは関係ない基本的なことで、トラブルに至っているケースが多い。
パソコンのことが分からないからとあきらめず、先ずは電源とケーブル類をチェックしてみよう。
つぶやき
余談だが、説明書も昔に比べてだいぶ改善され、わかりやすいものが増えてきた。
ただし、ボタンを押すと書けばいいのに、ボタンを押下(おうか)すると書いてある説明書はユーザーのことを考えていないと思う。
そんな書き方をするから読まれないのだ。
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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