丸投げは成長のチャンスととらえよう。

丸投げは成長のチャンスととらえようアイキャッチ
世の中には2種類の人間がいる。

丸投げする側と丸投げされる側である。

会社に限らず、どのコミュニティにも丸投げ君や丸投げさんは存在する。

だから丸投げされる側の人間であるリンは、人生で数多くの丸投げを受け止めてきた。

丸投げはうざいし、うっとうしい。

忙しいときに業務範囲外の仕事を丸投げで放られると本当に頭にくる。

少なくとも20代の頃はそう思っていた。

目次

丸投げされる側はプラスしかない

それがある時気づいたのだ。

丸投げする側はその業務についてプラスマイナスゼロだけど、丸投げされる側はプラスしかないということに。

身についたスキルはプラスである。

そしてそのスキルが評価されないのであれば、環境を変えてしまえばよいのだ。

その中には転職も含まれる。

以下の事は私が社会人になって丸投げされた業務の代表的なリストである。

・Webページ作成ソフト(Dreamweaberなど)を使用したWebページ作成と関連業務

・50ページ以上のプレゼン資料(Microsoft PowerPoint使用)

・アクセス(Microsoft Access)を使用したデータベース、業務効率化簡易システム作成

・就業規則作成や会社が業務上必要な関係法令の知識など

・社内のパソコン関連トラブル全般

上のリストの太字であらわした部分、Dreamweaberなど、パワーポイント、アクセス、関係法令の知識、パソコン関連の知識は社内に詳しい人が誰もいなかった。

そのため教えてくれる先輩や同僚はおらず、すべて丸投げである。

フォローどころか、ひどい場合は「何故できないのか?」という風に自分のことを棚に上げて偉そうにしてくる。

だじゃらこみあげるマグマを抑え、自分で自腹を切って本を買い勉強したり、幾度ものトラブルシューティングをこなしてこれらの業務を自分のものにしてきた。

 

同僚のミスの顛末書作成やゲーセン時代の店舗運営ノウハウなど、単に教育体制がないものも含めれば両手の指では数えきれないほどある。

だがこれらはすべて自分にとっては全部成長のチャンスであったのだ。

今までの経験の半分が教わって身についたスキルだとしたら、もう半分のスキルは丸投げでできていると言っても良い。

丸投げはなくならないからこそ

丸投げはなくならない。

丸投げは、なくならない。

これは断言できる。

ひどい人になると、「俺は基本丸投げだから」と開き直る人もいる。

飲酒運転やごみをポイ捨てする人と同じで、丸投げする人はいくら変えようとしても時間の無駄なのだ。

こういう人は言われただけでは自分を変えたりしない。

人の意見もろくに聞いていないし(聞いたふり)、注意喚起もいざ自分に不利益(罰金、罰則、降格など)が降りかからない限り変えようとはしないだろう。

だから丸投げをする人を批難しても仕方がない。

なくならないからこそ、丸投げする側よりも成長してメリットを享受していく道を選ぶのが正解ではないか。

最後に

丸投げするタイプは、何年たっても同じことしか言わない。

何故なら自分の興味あることに加えて、自分が経験したものでないと手を出さないから言動が何年たっても変わらないのだ。

しかも一度身についたものの情報が更新されていないことがほとんどのため、間違っていてもその人から教わろうというようなことはしてはいけない。

古い情報を刷り込まれた上に、「俺が教えた」ということを何十年も言い続けることだろう。

丸投げを成長のチャンスにしよう!

もし、あなたが丸投げに対して怒っているのであれば、怒りを一度抑えて成長のチャンスとして捉えてみよう。

その方が将来の選択肢が増えるし、最悪の場合我慢ならなくなったら、自分から環境を変えることができるから。

「自分は変えられるけど、他人は変えられない」

だったら自分が変わって、色々なことを吸収しモノにしよう。

環境を変えることは怖くない。

だって今までも未知のことを丸投げされてきたじゃないか。

数々の丸投げされた経験は自分の選択肢を増やしてくれる。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください